【ヒップホップ】Chillの神様”唾奇”のおすすめ曲10選
“唾奇” この名前で上がらないヘッズたちはいないと思います。特に自分のお気に入りのラッパーが “feat.唾奇” で曲をリリースしてテンション上がりまくったことがあるヘッズは多いはず
レペゼン沖縄の唾奇。その頭角は同じレペゼン沖縄の”CHICO CALITO”の『一陽来復』の客演で表された
メロウなビートにゆったりとしたリズムキープと乗り方、そして何よりも気持ち良いリリックとその歌い方はまさにChillの神様
2017年にビートメイカー”Sweet Wiliams”とリリースしたアルバム『Jasmine』で一気にその人気は開花
この『Jasmine』がマジで名曲ばかり、やばい
と言うことで、今回はChill神様の”唾奇”のおすすめ音源10選をご紹介していきます!
唾奇のおすすめ音源10選
“DJ RYOW” -all green feat.唾奇-
最初から神曲出してすみません。そして反則だろと思われた方すいません。
あの”DJ RYOW”との曲、『all green feat.唾奇』を一番最初に紹介しないわけにはいきませんでした。
これは、唾奇が亡くなった親友を想って書いた曲です。
なので、HOOKは〈Be Alright 誰がどう悔やんだってもう戻れない過去 Be Alright 涙を流がす日があるでも仕方ない Be Alright 誰がどう悔やんだってもう戻れない過去 Be Alright 涙を流がす〉という少ししんみりしたリリックになってます
その背景を知った上でリリックとビートを聞くと泣けてもくるし、ふっと力も抜けるし、なんかやる気も出てくるしという不思議な曲です。
何か嫌なことあったらとりあえず、〈此方は順調 all green〉で乗り越えられる気がする最高な一曲です。マジおすすめ。
Made my day
“Sweet William”との『Jasmine』からの一曲
唾奇にハマるきっかけの一曲になってるヘッズも多いのではないでしょうか
『Made my day』の最高なところはやっぱりビートと緩いリリック
ピアノの音もビートに入ってくるバースなんかはChillするのに最高で、自分の周りの時間がゆっくり流れていく感覚になる曲
序盤は力が抜けたような普段の生活感を謳ってるようなリリックなのに、最後の最後にしっかり締めてくるのが唾奇
〈なぁお前知ってっか?金がないから謳ってんじゃねぇ、ふざけんじゃねぇ〉のバースは最高に痺れる。
金のためじゃなく、自分の人生好きに生きようぜ、謳って生きようぜというシンプルなメッセージを感じられる清々しい曲
Good Enough feat.kiki vivi lily
これも『Jasmine』https://www.youtube.com/watch?v=W4ohegv3VWcからの一曲 『Good Enough』
『Good Enough』もビートがやっぱり最高な一曲
少しキーが高めのビートで、軽く流れていく感じ。お洒落に乗りこなす唾奇のリリックは圧倒的お洒落感。
リリックも、きっとクズなんだろうけど、めちゃくちゃお洒落で不思議な魅力があって、自然と吸い寄せられる感じの奴なんだろうなと想像できるストーリー仕立ての洒落てるリリック
夕方とか夜の少し落ち着いた時間に聞くのがおすすめ。仕事、勉強疲れたら軽く流しながら再開するとまた集中モードに入れる作業用BGMとしてもおすすめ
唾奇×HANG -ame feat.MuKuRo-
実は隠れた名曲かもしれない”唾奇”の『ame』
唾奇はSweet Williamとのコラボ曲しか聞いたことないってヘッズにはマジおすすめ。
『ame』もビートが最高に心地良くて、相変わらずの唾奇の乗りこなし方もいつも通り最高。
この曲の良いところは力が抜けているリリック。頑張りすぎなくて良いんだと思えるような、励ましでも、頑張れ系のリリックではない、程よい力感のリリック。
ただその中にも、〈ボロは着てても意識は錦 リスクを背負うこと それに意味がある〉など、根底にある負けん気みたいなのも感じる唾奇らしさ全開の曲
周りの目がなんとなく気になっちゃう気分になった時にその雑音を吹っ切れるきっかけになるカッケェ曲なのでぜひどうぞ。
HANGは”630″というチームでこんないけてる曲もあるのでこちらもチェック必須。
道-TAO-
唾奇の曲でも最も有名な一曲と言っても良いくらいメジャーな『道-TAO-』
入りのビートから神曲だと確信できる一曲
一言で言うと、「クズなイケてる奴」のリリックみたいな感じ。漫画に出てくるクズだけど、なんか変な魅力があって、ニートだけど可愛い彼女がいて、そいつに寄生して生きてる系のイケメン役のことをリリックにした感じ
その中でもやっぱり刺されるリリックがいて、〈金無い 全部俺のせい 幸せになれないって それもそうだね〉と現実をなんとなく理解してる感じもあるのに、
〈したくないことは したくない〉と素直な欲望も謳ってたりと、なかなか思い通りにいかないし、それを変えようにも面倒だからその気力も湧かない的な、なんとなく思い当たることがあるあの歯痒さを素直に表したリリック
なんか色々なことにやる気が出ない時に聴くと、それでいいやと自分を納得させられる一曲なので、何もしなかった休日の深夜に聴くのがおすすめ
街から街
やっぱり『Jasmine』からの一曲、これをCD買うか、Sportify、AppleMusicから聞かずしてどうするかというヒップホップヘッズには必須の神アルバム
〈出発の時刻がきた もう俺はNoとは言えない 男 金を稼ぐ〉から始まるHOOK手前のバースはバチバチに乗れる
やっぱり男ならクズでもなんでも、稼いでるやつが一番だろと言われているようなリリック
〈群がるネガティブ 払い除けて〉から始まるバースも最高。ここでどんな方法でも良いから稼いでやるという”唾奇”のアツさが感じられて、Live映像も盛り上がり最高潮
まだやれるとそこで燻っているヘッズ、会社の犬になりたくないヘッズにおすすめ
BASI -愛のままに feat.唾奇
feat.唾奇は神曲の合図です。これもその一曲『愛のままに』
メロウなビートに甘い声でリリックを乗せる”BASI”と唾奇の愛称は抜群。
そして何より、この曲はMVが最高にお洒落です。シチュエーションと”唾奇”、”BASI”が合いすぎてて、見てて気持ちが落ち着くMV
聴いてると自然に愛する人を思い出すリリックとビート。
家族と会社の板挟みになりながらも残業を頑張っている会社員にしっとりと流してほしい曲、すぐに帰りたくなるはず
〈君の虜みたい 類を見ない幸せの天才〉のリリックに浸ってほしい
CHICO CARLITO -一陽来復 feat.CHOUJI,唾奇 Beat by Swet Wiliiam
沖縄といえばこのラッパーたちという大御所だらけのコラボ曲『一陽来復』
“CHICO CARLITO”の代表曲と言ってもいい最高の曲です。そして、feat.唾奇。やはり神曲になりました。
そもそも一陽来復とはよくないことが続いた後に良いことが巡ってくることを意味する言葉です。
“CHICO CARLITO”も”CHOUJI”もバチバチのバースを繰り出してますが、トリの”唾奇”も二人と同じくらいバチバチにハメてます。
〈何も無い所からもうすぐそこ 夢と現実の狭間に挟まる若さ故 力任せに咲かせる〉のリリックはこの三人で一番若い”唾奇”の若さと、力強さが出ていて、いつものゆったりした”唾奇”とは少し違うパワーを感じて最高のバースになってます
沖縄旅行でレンタカー借りますよね。朝日、もしくは夕日を見ながら、タバコに火をつけた後にこの曲流したら飛べます。おすすめ。
MC TYSON “Taking Over feat.guca owl & 唾奇”
普段の”唾奇”とはまた少し変わった曲調とビート。でもfeat.唾奇の安定感は抜群
今勢いのある”MC TYSON”と”guca owl”とのコラボならヘッズたちは間違いなく上がったはず。この二人と”唾奇”なんてどんな雰囲気になるのかワクワクする三人
ここでもトリの”唾奇”のバースは二人の勢いに決して決して呑まれる事なく、むしろ食ってやるくらいの勢いを感じるくらいのバース
勢いとは違う、これまでの経験と深みを感じた圧巻の”唾奇”のバースを噛み締めてほしい最高の一曲
〈俺には見えてたのかも知れない 痛みの先には意味がある 綺麗事も度を越えればただの妄想だぜ坊や 金じゃないって金を持って言えれば上等〉のリリックは、今の唾奇の余裕と貫禄を感じられて、バチバチに喰らう
倒されない自信がある方はどうぞ。
“Hokuto”-Cheep Sunday feat.唾奇
せっかくなんで、最後もfeat.唾奇の曲を紹介
1991年式のトラックメイカー”hokuto”との『Cheap Sunday feat.唾奇』
さまざまな客演で色々な”唾奇”の姿を見られますが、やっぱりこういう”唾奇”が一番しっくりくるし、単純に好きなんだよなと思える一曲
“hokuto”のビートに”唾奇”のラップが合わないわけがなく、さらに『Cheap Sunday』というタイトルはバチバチに飛べるの間違いなし
〈この先どうなる? 知らん とりあえず一旦吸って抜いて考える いつかは幸せだ おれはおれのまま cheapなsunday ya〉は一周回って、力抜けた後にまたやる気を出してくれる最高なリリック
CheapなSundayにおすすめです!
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イベント情報
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2024.4.7 【Go-Aheadz e-plus presents】in幕張メッセ(千葉)
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2024.5.2 【Awichライブ】 in ZeppSapporo(北海道)
まとめ
沖縄といえば、”CHICO CARLITO”や”Awich”が思い付く人が多いとは思いますが、”唾奇”も最高です。
特にfeat.唾奇でコラボしてる他のラッパーたちも、”唾奇”を客演に呼ぶくらいなので、どの人もセンス抜群でおすすめです。
”HANG”、”BASI”、”CHOUJI”その他たくさんのラッパーたちのおすすめ曲をどんどん紹介していくので、他の記事もぜひチェックしてください。
それではまた。